エノモト日記

ガブリエルに恋をした話

最近コンビニで再販売しだした『カップヌードル 謎肉祭り』

 

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Nissin

 

ちょっと待て待て!

 

謎肉って・・・ それって食品表示何とか法に引っかかってくるのではないのか!?

 

大丈夫なのか?

 

そう思ってパッケージをみたらちゃんと書いてありました!

 

『味付け豚ミンチ』って・・・

 

これによって人々は、安心感を手に入れるのか?失望感を手に入れるのだろうか?

 

♪あ~~ 謎が解けてゆく~

 

 

 

どうも!僕エノモトです!

 

 

甥たちが帰った、実家帰省2日目の夜。

 

『嵐が過ぎ去っていったね~』

 

とまったりしながら、話す僕と母。

 

お風呂に入って、落ち着いたところで突然母親が勉強をし始める。

 

なんでも翌日にテストがあるそうだ。

 

母の邪魔をしないように、黙ったパソコンを触り続ける僕。

 

イヤホンがないので、動画を見るわけにもいかない。

 

やることがなさ過ぎてふと思い出す。

 

「そうだ!いとこにモンストしようぜ!って誘われているんだった」

 

モンストとは、『モンスターストライク』のことを指し、今はやりのスマホゲームである。

 

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Google Play

 

基本ゲームはコントローラーを握りたい派なので、スマホゲームというのはあまり気が向かない。

 

「そういえば、僕の次男も、義兄もモンストしてたなぁ~」

 

うん。そうだ!僕もモンスト初めてビビらせてやろう!

 

 

やるからには本気。まずはネットで強いキャラを調べる。スマホゲームっていうのは強いキャラがすべて!そして運次第!

 

ネットで見たところ現時点で一番強いの『ガブリエル』

 

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モンストニュース速報

 

全然『ガブリ』という感じではないが大丈夫だろうか?

 

ガブリというからにはこんな感じであってほしかった。

 

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それにしても『腰つきのライン』と『ホットパンツから繰り出される絶対領域』がけしからん。

 

 

逆におじさんがガブリと・・・ おっと失礼。おじさんガブリエルたんが夜道で襲われないか心配です。

 

そうと決まればリセマラの開始です!

 

リセマラというのは、リセットマラソンのことを指し、いいキャラが出るまでリセットを繰り返す必殺技のことである。

 

母はテスト勉強。隣でエノモトはマラソン大会を開始します!

 

 

母親が勉強しているという姿は見たことがないので新鮮である。

 

 

それから1時間ぐらい沈黙を経て、母親が寝室から枕を持ってくる。

 

母「ちょっとだけ寝るわ。ちょっとだけ寝てから勉強するわ」

 

 

そういって、コタツから頭を出すスタイルで眠りにつく。

 

まるで学生の時の僕を見ているようだ。間違いなく自分の母親だと認識した29歳冬のはじまりである。

 

それから母親は目を覚ますことはなく

 

自分はとりあえず深夜3時半までマラソンを続けるがガブリエルはまだ引き当てれず、そのそのまま眠りにつく。

 

翌朝6時

 

エノモト家の朝は早い。

 

僕は起きるや否や、ガブリエルマラソンを開始する。

 

今晩次男と義兄が来るまでになんとか手に入れなくては・・・

 

母親は僕の朝食を作るという使命があるため、勉強はできない。

 

「前日に勉強しても仕方がない。受かるときは受かるし、受からないときは受からない。自分を信じていくわ!」

 

開き直ってる・・・

 

やはり僕の母親である。

 

朝からコーヒー片手にリセラマをしているアラサーの姿は、ダメ人間の象徴だと自分でも思います。

 

それにしてもなかなか当たらない。正直1時間もすれば手に入ると思っていた。

調べたところによると確率は0.4%のようである。

 

「無理やろ・・・」

 

いや!ここで諦めては、僕の無駄な努力がすべて無駄になる!

 

早くボタンを押したり、ゆっくりボタンを押したり、緩急つけるがやはりそれも無駄な努力なのである。

 

そうしていると10時になった。

 

 

「しまった!甥と約束していた、エグゼイドの人形を買いにいかなくては!」

 

ジョーシンのおもちゃ売り場に車を走らせる。3700円・・・(ネットで見たより高いぞ・・・)

 

姪ちゃんも買ってあげないと奇声あげるやろうから、とりあえず『シルヴァニアファミリー』でいいか。(2500円)

 

普段おもちゃ売り場とか来ないので、フラッと見て回ると『ガンダムのプラモ』が目に入る。

 

なんか衝動に駆られ、自分のためにプラモを買う。(1200円)

 

プラモなんて何十年ぶりだろうか・・・

 

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早速組み立てなくては!!「1時間もありゃー余裕綽綽釈由美子!!」と思っていまししたが

 

箱を開けると、思ったよりもパーツが多く焦るエノモト

 

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「ヤバイこれは結構ヤバイ・・・」

 

ここで新たな問題に気づく

 

 

それは『プラモ』『ガブリエルマラソン』との両立である。

 

ご存知の通り、プラモ製作はまぁまぁー集中力を削られる。

 

しかし、夜には次男と義兄がやってくるためガブリエルマラソンはやめられない。

 

僕に両立ができるだろうか?

 

 

バッターと投手を両立する大谷選手ももしかしたらこんな心境なのかもしれない。

 

大谷選手にできて、僕にできないわけがない!やるぞ!僕はやってやる!!

 

 

ちなみに日本ハム日本一になりましたね!なんとなくおめでとうございます。

 

 

そして二刀流を駆使すること3時間・・・

 

この3時間の間に「このプラモどうやって設計するんだろう・・・立体だしなぁーキャムか?CADCAMか?もともと絵だったものを一つ一つパーツに起こして、組み立てられるようにする。僕の小さいころにはあった技術だけど一体だれが・・・うんこれはきっと変態だ!変態じゃないとこんなことできあるわけがない!!」と考えたりしていました。

 

 

なんとかガンダムが完成する。

 

パーツも細かく色が分かれており、着色しなくても結構クオリティが高い・・・

 

これには私も恐れおののき『おのののか』でございます!

 

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ガブリエルはまだでない・・・

  

お昼13時を過ぎる。

 

「そうだ!最新話の、『亜人』と『ハイキュー』と『勇者ヨシヒコ』『ジョジョ4部』を見なければ!」

 

せっかくプラモが片付いたというのに忙しすぎる!

 

 

ただし、プラモと違って両手は常にスマホを握っていられるため、さっきよりは難易度も下がる。

 

 

そしてハイキュー4話を見て泣く。

 

今まで何に対しても冷めていた月島君はめっちゃ熱くなります!

 

こういう友情系のに弱いんです。月島~~~~~!!!

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キャラネット

 

ハイキュー見たことないぞ!って人もとりあえず3期の4話だけでも見てください!!

 

話の流れわからなく過ぎて意味不明になることを約束します!(ダメじゃん)

 

 

 

 

 

ガブリエルはまだ出ない

 

 

15時を過ぎる。

 

夕方に来ると思っていた甥と姪がフライング気味で家に来てしまった・・・

 

甥と姪を相手しながらのガブリエルマラソンはさすがに厳しい。おそらく大谷選手でもこればかりはできないだろう・・・

 

ガブリエルマラソンは一時中止を余儀なくされた。

 

 

部屋に入ってきた甥は机に広げられたガンダムを見て!

 

 

『これちゃう!エグゼイドとちゃう!!』と激怒。

 

 安心したまえ!甥ちゃんよ。ちゃんとこっちの袋に入っているから。

 

「えー なにこれ~~?」

 

とわかっているのに、気恥ずかしそうに袋を開ける甥ちゃんはマジ萌えである。

 

シルバニアファミリーのウサギの服を一瞬で真っ裸にして喜ぶ姪ちゃんは、将来が心配である。

 

 

そんな将来の心配な姪ちゃんが、これであそぼ~と持ってきたものがある。

 

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ポムポムプリンのヘラである。

 

一体こんなものでどうやって遊べば・・・

 

 

!?

 

私は思いついた。ポムポムプリンをヘラ取り外して分ける。

 

 

♪I have a プリン~~~

 

♪I have a ヘラ~~~

 

う~~~~ん

 

♪プリンヘラ~~~!!

 

甥姪爆笑。

 

子供って一回面白いと思ったら絶対こういうんです。

 

「もう一回やって!」

 

一回やったしょーもないネタをもう一回やらされるのは芸人としてつらいものがある。

 

まぁー僕芸人ではないんですけどね。

 

でも何回やってもウケる。子供はちょろいぜ。

 

ちなみに『プリンヘラー』は『ヘレン・ケラー』みたいなイントネーションでいうと◎です。

 

あとPPAPをパクって甥姪に披露して気づいたことがあります。

 

面白いのはアップルでもペンでもない。「う~ん」というところなのだと。

 

「う~ん」っていうところで変顔することなのだと。

 

 

そんなことをしていると、最近次男が最近生まれた新姪ちゃんを連れてやってきた。

 

 

新姪ちゃんかわいい・・・そして新姪ちゃんは手相がマスカケ線で運気もすごいらしい!

 

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チェッキ

 

 

はっは~~~ん!!それだったら僕は両手マスカケ線だぜ!珍しいんだぜ!

 

と思っていたら、次男も両手マスカケ線だという事実を29歳にして知る。

 

なんだったら長男も両手マスカケ線だという・・・ あれ・・・めずらしいはずなんだけど、すごく価値が下がったような・・・ 榎本家は運勢が半端ないみたいですね。

 

そして次男と義兄が揃う。

 

案の定モンストの話をしだした。くっそ。間に合わなかった・・・

 

次男「シャンバラがなんとか・・・」 

 

たぶんゲーム言葉なんだろうけど、ついていけない・・・

 

次男「あそこどうやってクリアすんの?」

 

義兄「いや~あそこね!『ガブ』おったら余裕っすよ」

 

『ガブ?』

 

ガブってまさか!ガブリエルのことか?持っているのか?

 

てか通の人はガブリエルのことを『ガブ』っていうのか?

 

おい!お前ら何俺のガブリエルに・・・

 

 

・・・

 

俺のガブリエル?

 

 

そう。私は彼らに嫉妬したのである。

 

自分でも気づかなかった。

 

 

リセマラという単純作業はいつからか、ガブリエルへのアプローチに変わっていたのだ。

 

 

その日僕はモンストの話に入ることはできなかった。次、兄たちに会うのはずいぶん先のことになるだろう。

 

焦る必要はないだろうが、私はガブリエルを手に入れなくてはいけない。

 

そうなぜなら、ガブリエルに恋をしてしまったからである。

 

彼らと別れてからも私はひたすらリセマラを繰り返した。

 

 

『追えば引かれる』

 

これが私の恋愛遍歴である。いつからだろうか?恋に臆病になってしまったのは・・・

 

僕が追いかけるから逃げるのかい?ガブリエル?

 

こんな恋はもうおしまいにしよう! 

 

追いかけなければ、振り向かない!

 

手を伸ばさなければ手に入らない!

 

 

♪走り出した恋は止まらない行け! 行け! 私の両足

 

 

 

 

 

そして本日30日 16時50分(現刻)

 

 

 

 

 

 

 

 

ガブリエルはまだ出ない。